手汗治療プログラム(SCM) 小森 正裕 手掌多汗症が治る

「温熱性発汗」と「精神性発汗」

多汗症の種類で述べた通り、多汗症は原因別に「続発性多汗症」と「原発性多汗症」、汗をかく部所別に「全身性多汗症」「局所性多汗症」に分類出来ますが、更に具体的に多汗症を引き起こす原因を「温熱性発汗」「精神性発汗」に分類し、SCMの治療ではこれらそれぞれの多汗症の原因に対してそれぞれに別のアプローチで治療を進めていく事により最適な多汗症改善が出来るようになっています。

 

 

 一つ目の「温熱性発汗」とは人間が通常備えている身体の機能で、気温が暑い時に皮膚面に汗を排出し汗の水分が蒸発する時に気化熱を奪うことにより体温調節をする働きをします。

 

これだけでしたら問題はありませんが、多汗症の場合は温熱性発汗が体温調節に必要な汗の量を大幅に超えて出てしまう状態であるため、治療によって発汗を体温調節に対して適切な量に改善していくことが必要です。

 

 

もう一方の「精神性発汗」は「情動性発汗」とも呼ばれ、不安、緊張、興奮などの精神的な状態が要因となって発汗する状態です。

 

 

人間は不安や緊張を感じると交感神経が優位になり発汗します。これは狩猟をしていた我々の先祖が獲物を見つけ他緊張状態時に、木の上にいる時は木から落ちないよう、岩陰にいる時も足場がしっかりするように手足から汗を出すことによって滑り止めの役割をしていた名残だという説もあります。

 

 

 精神性発汗ではこのように緊張状態で起こる発汗なのですが、多汗症の人の場合緊張や不安を感じる場面に遭遇していない時でも、そのようなことが起こるのではと言う「予期不安」という潜在意識により発汗してしまい、その汗をかいたことによって不安を感じてさらに多くの汗を書いてしまうという悪循環に陥ってしまう状態になってしまいます。

 

 

 

 このような原因の多汗症の場合は「温熱性発汗」やに施すような物理的な治療ではなく、精神的な療法が必要となります。

 

手汗治療プログラム(SCM)で行う手汗治療は 物理的療法、精神的療法というそれぞれ別アプローチ、又は複合型でそれぞれその人の症状に合った適切な手汗治療を進めていくために高い効果的が望めるのです。

 

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